自分の性格を理想の性格に変える方法
投稿者:圭一
こんにちは、元スクールエスケイパーの圭一です。
自分の性格を変えたいと思ったことありませんか?
生まれ持っての根本的な気質を変えることは難しいですが、後天的な性格は変えることができます。
性格は他者からの評価で作られる
ジョハリの窓という言葉をご存知でしょうか?
「ジョハリの窓」とは、自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデルです。
ジョハリの窓では、自分の中に4つの窓があるとされています。
「開放」自分も他人も知っている自分
「盲点」他人は知っているが、自分は知らない自分
「秘密」自分は知っているが、他人は知らない自分
「未知」自分も他人も知らない自分
自他ともに認める性格にあたるのが「開放の窓」なのですが、「開放の窓」の領域を広げていくことで性格を変えることができるのです。
開放の窓を広げる方法として3つの方法があります。
1. 自分を隠さずオープンになる
自分は知っているが、他人は知らない自分「秘密の窓」を狭めることです。
これは自分の性格を表に出していくことです。自分はこうでなければならない、こうしなければならないという考えを捨てありのままの自分でいることで、「秘密の窓」が狭まります。
自分自身を開放することで、人間関係で親近感や信頼感が増すこともあり、コミュニケーションが円滑になることがあります。
2. 他人からの評価をフィードバックする
他人は知っているが、自分は知らない自分「盲点の窓」を狭めることです。
これは自分だけでは気づくことができないため、周りの人からの評価やアドバイスに耳を傾け、他者から見た自分を知ることで、「盲点の窓」が狭まります。
自分自身では気づかない盲点や欠点を他人から聞くことで、よりよい自分になることができるのです。
3. 未知にチャレンジする
自分も他人も知らない自分「未知の窓」を狭めることです。
これは、誰も知らない自分であるため、自ら探す必要があります。
新しいことにチャレンジするときや、窮地に立たされたときに自分を見返してみることで発見することができます。
上記のいずれの方法も、自分1人でどうにかできるものではなく、他者との関係が重要となっています。
性格を変えるためには、まずは自分が変わらなければならないと思いがちですが、自分の先天的な気質をかえなくても、他人との接し方次第で性格を変えることができるのです。
まとめ
ジョハリの窓は近年、企業研修や就職活動の自己分析の際に用いられており、自分と周囲との状況や課題をまとめるうえで極めて有効な手法です。
なりたい自分や理想の自分を明確に定め、行動していくことで、自分と他人が知る「開放の窓」を広げ、性格を変えることができます。