映画「君の名は。」はリアルの皮を被ったファンタジー
投稿者:圭一
こんにちは、元スクールエスケイパーの圭一です。
先日、現在公開中の「君の名は。」を見に行きました。
口コミで流行っていて、土日は満席という話を聞いていたので、前日に予約してから行きました。
新宿に住む主人公と、飛騨の田舎に住むヒロイン入れ替わるというよくあるストーリーですが、途中から更にトンデモ展開となり、なかなかハラハラしました。(ここまでは予告で公開されている内容です)
新海誠監督の作品は、作画が綺麗なことで有名で、本作も新宿の街並みや、岐阜の自然といった背景が緻密かつ鮮やかに描かれていました。
また、過去作の作風から恋愛映画のイメージが強いですが、本作は恋愛も描きつつもファンタジー要素が強いです。
むしろファンタジー要素の方が多いくらいで、いつ彼らは恋愛していたんだろうと思うほどです。
サブキャラクターが終盤のトンデモ展開に備え、雑誌「ムー」を愛読するなど、前半からファンタジー展開に向けた伏線が多く張られています。
これから、「君の名は」を見に行く方はぜひ過去の新海作品を復習してから見に行くことをオススメします。(特に「言の葉の庭」を見てから行くとなお楽しめます。)
映画では尺の都合上語られていない情報もあるようなので、小説版の「君の名は。」も買ってしまい、しばらくは新海作品にはまるかもしれません。