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学校からドロップアウトした男二人 なんとか社会復帰した2人が日々感じた事をつらつら書いています

私が不登校児だった時 圭一

投稿者:圭一

 

どうも、元スクールエスケイパー兼ニートだった圭一です。

 

今回は私が不登校児になった経緯をご紹介しようと思います。

 

私が学校に行かなくなったのは高校2年の頃でした。

登校を拒否した理由は、受験勉強や人間関係の悩みで不眠症になり、高校に通うことが困難になったためです。

 

受験勉強で悩んでいたことは、長時間の家庭学習ができておらず、学力が伸び悩んだことでした。

中学までは勉強でそこまで苦労したことがなく、家庭での自主学習の習慣がついていない状況で高校に進学しました。

私が進学した高校はいわゆる進学校とされるところで、難関国公立、私立の合格を目標として掲げていました。

当初は授業のスピードについていけており、学内での成績も上位の方でしたが、家庭での定期的な復習ができておらず、徐々に学内ランクの底辺へと下降していきました。

特に暗記科目が苦手で学内テストで20点しかとれなかったこともありました。

学校の授業スピードについていけない苛立ちと、そもそもなぜ受験で使うかわからない科目をここまでやる必要があるのかといった疑問を常に抱くようになっていきました。

 

一方で人間関係でも悩むことが多くありました。

もともと相手の顔色を伺い、周りに合わせるようなコミュニケーションをとっていて、相手に拒否されることや嫌われることを恐れていました。

中学時代からスクールカーストを意識するようになり、当たり障りのない相手に媚びたようなコミュニケーションをとるようになりました。

当時の学校生活ではグループの中で行動する必要があり、グループ内のやりとりはバラエティ番組のような進行が望まれました。

グループ内で上位の者の発言は面白くなくても笑わなければならないといった空気があったのです。またグループ内に居続けるために媚びへつらいピエロを演じる者もいました。

そういった文化に違和感を持ちつつも孤立することを恐れ、無理をして周りに合わせていました。

 

受験勉強が難航したあたりから、あまり興味が持てない、むしろ嫌いな友人との集団行動を続ける余裕がなくなったため、ループから徐々に距離を置くようになりました。

 

受験勉強や人間関係の悩みで、寝る前の考えごとや現実逃避のネットサーフィンが習慣化し、睡眠時間が減り、不眠症になってしまいました。

睡眠時間が足りていないと、日中の思考能力や判断能力が低下し、言動が怪しくなっていきます。

そうした様子を見た同級生がいつ頃からか私に聞こえるように「あいつは最近おかしい」「どうかしている」といったことを言うようになっていきました。

そのような同級生の言葉に私は憤りを感じ、殺意すら覚えるような状態に追い込まれました。

登校拒否前は気に食わない相手に襲いかかるか自分が消えてしまうかの二択しか考えられない状況でした。

ただ、気に食わない相手が日に日に増えていき、一度に襲いかかることは現時的に考えて困難だと思い、一番の解決策は自分がこの世界からいなくなってしまうことだという結論に至りました。

 

その後の経緯は以下の記事に続きます。

 

schoolescaper.hatenablog.com